
どうも、ちくわやで!
この記事は、ドコモからワイモバイルへの乗り換えを検討されている方が迷わず乗り換えできるように、今のスマホを契約中にやっておきたいこと、契約の流れと注意ポイント、契約後の初期設定までを何社もの携帯会社を渡り歩いた乗り換えのプロであるワイが完全解説するで!
詳細まで解説しとるから少し長い記事なんやけどこれ1つ読めば迷うことはないで!
ぜひ読んでみてな!
以下、本編になります!

ドコモでスマホ使っとるんやけど毎月の料金が痛くて・・
ワイモバイルがいいって聞いたから乗り換えようかと思うんやけど・・
ワイは一体何からしたらええのん・・?

確かに大手キャリアの料金はまだまだ高いから乗り換えは是非ともお勧めしたいところやな!
乗り換えはそんなに難しいものではないんやけど、初めての乗り換えやと何からしたらええか迷ってしまうかもしれんわ・・
毎月の固定費でバカにならないのがスマホ代ですよね・・
多い人で月に1万円以上払っている方もいるので家計に与えるダメージは計り知れません・・
それがもし・・家族全員で高い料金を払っているのだとしたら・・・

イヤアアァァーーー!!

考えただけで・・ゾッとするやろ・・
携帯会社の乗り換えは、
「難しそう・・」
「面倒くさそう・・」
と思われるかもしれませんが、意外と簡単に終わってしまうものです。
しかし初めての方はまず何からしたらいいのかわからない・・という方もいらっしゃると思いますので、乗り換えの際にやることを「ステップ1」から「ステップ8」まで順をおって解説致します。
これさえご覧いただければ乗り換えに迷うことはないでしょう!
ただ、乗り換えに進まれる前に1つだけお願いがあります。
スマホ代の見直しにワイモバイルは非常にオススメできる携帯会社ですが、どんなに魅力的な携帯会社にもメリットとデメリットが存在します。
まだ、メリット・デメリットをよく理解されていない・・という方は乗り換えて後悔しないように一度、確認していただくようお願い致します。

乗り換えてから思わぬことで後悔してほしくないんや!
メリット・デメリットの双方を理解した上で納得して乗り換えてな!
ドコモからワイモバイルへの乗り換え手順

それでは順番に一つずつ解説します。
ステップ1:自分のスマホがワイモバイルで使えるかチェックする
ワイモバイルはソフトバンクが運営するサブブランドなので、使用している回線はもちろんソフトバンク回線となります。
今現在、ドコモ回線を利用しているスマホをそのまま利用して、ソフトバンク回線であるワイモバイルへ乗り換えする場合には、今のスマホがソフトバンク回線でも利用できるかを確認する必要があります。

ドコモ回線からソフトバンク回線に変わるからな!
回線が変わる場合には「対応周波数」というものを確認する必要があるんや!

なんか難しそうな名前が出てきたで・・
大手キャリアは国から定められている「周波数帯」というものを利用して通信事業を行なっています。
一方スマホ本体にも対応できる「周波数帯」というものがあり、お互いの周波数帯が一致していることで快適な通信環境となるのです。
例えば、ドコモが「A」という周波数帯を使っている場合、ドコモから販売されているスマホも「A」の周波数帯に対応したスマホが販売されているので対応周波数を気にする必要はありません。
しかし、ソフトバンクが「B」という周波数帯を使っている場合、ドコモで購入したスマホが「B」の周波数帯に対応していない場合、通信速度が遅くなったり最悪使えなくなってしまうということもあるんです。

なんとなく言っていることはわかるんやけど・・

初めての方にはちょっと難しいかもしれんな!
そんな時は自分のスマホがワイモバイルで使えるか簡単に調べる方法があるんや!
下記リンクから簡単に調べることができますが、同じスマホで他社への乗り換えをするのなら「対応周波数」という言葉は知っていて損はない知識となりますので是非、覚えておいてくださいね!
ステップ2:データ移行の準備をする(スマホ新規購入者のみ)
ワイモバイルでスマホを新しく購入される方は、古いスマホから新しいスマホへ大切なデータを移行するための準備が必要になります。

どれも確実に移行したいもんばかりやな・・

データの移行は難しいもんではないから確実に行なっていこな!
ステップ3:SIMロック解除をする(端末の新規購入の方は不要)
今現在スマホをドコモでお使いの方の多くは、ドコモで購入したスマホをお使いの方が多いのではないでしょうか。
大手キャリアで購入した場合、確認しておきたいのが「SIMロック」です。
このSIMロックがかかった状態ではドコモからワイモバイルへ乗り換えたとしてもスマホを利用することができません。

SIMロックって聞いたことあるんやけど・・
なんやったっけ・・?
プロレスの技の名前やったっけ・・?

いや・・全くちゃうで・・!
大手キャリアで購入したスマホには、その購入元の回線しか利用できないようにスマホ本体にロックがかけられており、これを「SIMロック」と言います。
このSIMロックがかかった状態では、他社に乗り換えたとしても回線を掴むことができず、スマホを使用することができませんので事前にロックを解除する必要があります。
※SIMロックはユーザーの乗り換えの弊害になることから、総務省のガイドラインによりスマホにSIMロックをかけることは原則禁止とされ、2021年10月1日以降に発売されているスマホにはSIMロックはかかっておりません!

WEB上で簡単にできるからチャチャっとやってしまおな!
店舗でやると3,000円近く取られるから注意やで!
ステップ4:ドコモでMNP予約番号を取得する
MNPとは「Mobile Number Portability」の略で、現在利用している携帯電話番号をそのまま使える制度です。
「携帯番号ポータビリティ」とも言われ、今の携帯電話番号を引き続きワイモバイルでも使いたい場合は確実にこの手順を行なっていきましょう!

MNP予約番号を取得することでドコモが自動で解約となってしまうか心配される方がいるんやけど、これはあくまでも乗り換えを予約するだけやで!
実際にワイモバイルに乗り換えてワイモバイルが使えるようになった時点でドコモは自動解約されるから安心してな!
それでは早速ドコモでMNP予約番号を取得していきましょう。
取得方法としては、「WEB上」「店舗」「電話」の3つの方法があります。
受付時間 | 手続き先 | |
---|---|---|
WEB上 | 24時間 | My docomo |
店舗 | 各店舗による | ドコモショップ |
電話 | 9時〜20時 | ドコモ電話:151 フリーダイヤル:0120-800-000 |

オススメは手間もかからないWEB上やで!
24時間いつでもOKやしな!
以下、WEB上でのMNP予約番号の取得方法になります。

ドコモとしては乗り換えて欲しくないから、店舗に行くと引き止めされることもあるで!
ネットでMNP番号を取得する際も、サイトの変更などによりMNP予約番号がわかりづらい場所にあったりするんや・・・。
大抵は検索窓から「MNP」と検索すれば出てくるはずやから根気よく探してみてな!
ステップ5:ワイモバイルを申し込む
ドコモでMNP予約番号を取得したら、いよいよワイモバイルへの申し込みです。
- ワイモバイル公式サイトへ進む
- 下にスクロールし、SIMを交換して乗り換える方は「SIMカード」または「eSIM」を選択し、新しいスマホを購入される方はご希望の機種を選択する
- Yahoo! JAPANにログインしていない場合はログインする
- 端末を購入される方は端末の容量やカラーを選択。SIMカードのみ購入される方はSIMのサイズを選択する(SIMのサイズがわからない方は動作確認済機種一覧からご確認ください!)
- MNP予約番号を取得された方は「今の電話番号をそのまま使用する」を選択。新しく電話番号を取得される方は「新しい電話番号で契約する」をタップ
- 料金プランを選択
- 各種オプションを選択
- 「次へ」をタップ
- 内容を確認し「申し込み手続きを開始する」をタップ
- メールアドレスを認証するためにワンタイムパスワードを送信し、受信した3桁の番号を入力する
- MNPの方は乗り換え予定の携帯電話番号や連絡先電話番号(実家など連絡が取れる番号)を入力する
- 「連絡先を登録して入力に進む」をタップ
- MNP予約番号・予約番号の有効期限(10日以上必要!)・本人確認書類のアップロード・現住所・クレジットカード番号などを入力し「入力内容を確認へ」をタップ
- 重要説明事項に同意して申し込み完了

5分もあれば終わってまうで!
ステップ6:SIMカードが届いたら初期設定をする
初期設定は基本的に、「回線切り替え手続き」→「SIMカードの入れ替え」→「APN設定」の順に行う必要がありますが、環境により初期設定方法は異なりますので確認していきましょう。
では始めに回線切り替え手続きです。
ドコモ回線からワイモバイルの回線(ソフトバンク回線)へ切り替えるための手続きであり、この手続きが完了するとドコモは自動解約となります。
「回線を切り替える」手続きのため新規契約の方は不要となり、手続き方法は電話による方法とWEB上で行う方法があります。
※電話による切り替え方法(音声ガイダンスにより入力)
電話番号:0800-100-1847
受付時間:10時〜19時
※WEB上で切り替える方法
こちらから回線切り替えが可能です
受付時間:9時〜20時30分

回線の切り替えは完了したやろか?
次にSIMカードを挿入します。(eSIMの方は不要!)
SIMカードを交換するには蓋を指でパカっと開けて交換できるタイプもありますが、「シムピン」が必要になるタイプもあります。


そんなんあったっけ!?

SIMの交換をするときにSIMピンが必要になるタイプのスマホには、購入時にシムピンが同封されているはずやで!
シムピンがない場合はクリップでも代用できるのでご安心を!

スマホの脇などに丸いポッチがあるので、そこにシムピンかクリップの先端をブッ刺します。
シムピンを挿す場所はiPhone 4以降、iPhone/iPad共に端末の右側面に統一されていますが、Androidは機種によって様々なのでシムピンを挿すちっちゃい穴を頑張って探してください!
※2015年頃までに発売された機種は裏蓋を外してSIMカードを交換するタイプもあるので注意!※

丸ポッチにシムピンを刺すとこんな感じで「SIMトレイ」に乗っかっているSIMカードが出てきます。

SIMトレイごとSIMカードを取り出しましょう!

ドコモのSIMカードとワイモバイルのSIMカードを入れ替えます。
送られてきたSIMカードをパキッと折って切り離し、切り欠きの向きに注意してSIMトレイに乗せてください。

SIMカードを入れ替えて電源を入れればSIMの挿入は完了です。
最後にAPN設定になります。
APN設定とは、ワイモバイルでデータ通信を行えるようにするために行う設定です。
iPhoneではSIMフリーのiPhone5sやワイモバイルで購入したiPhone12/12miniなどがAPN設定が必要になります。
Androidでは必要な場合と必要でない場合があるので、自分のスマホがAPN設定が必要かどうかの判断は「SIMカードを入れて通信や通話ができなかったらAPN設定が必要」と覚えておきましょう。

スマホが使えなかったらAPN設定を疑うわけやな!

そういうことやな!
ではiPhoneとAndroidのAPN設定の手順について解説するで!
- iPhoneをWi-Fiに接続する
- プラウザがSafariであることを確認し、こちらをタップ
- 「構成プロファイルをダウンロードしようとしています。許可しますか?」という案内が出るので「許可」をタップ
- iPhoneの設定画面になるので「インストール」をタップ
- 「警告」という画面になり再び「インストール」をタップ
- インストールが終わったら「完了」をタップ
※これでしばらく経つと接続ができるようになります!
続いてAndroidのAPN設定を確認していきましょう。

Androidは機種によって文言などが多少違うんやけど内容はほぼ同じや!
下記手順に近い文言を探して進めていってな!
- 「設定」をタップ
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップ
- 画面上部の「+」ボタンをタップ
- アクセスポイントが自動設定されていなければ全て未設定となっているので編集する
・名前:「Y!mobile APN」
・APN:plus.acs.jp
・ユーザー名:ym
・パスワード:ym
・MCC:440
・MNC:20
・認証タイプ:CHAP
・MMSC:http://mms-s
・MMSプロキシ:andmms.plusacs.ne.jp
・MMSポート:8080
・APNタイプ:default.mms.supl.hipri
※このほかの項目はイジる必要はありません! - 右上のメニューを開き「保存」をタップ
- APN設定の画面に戻り「Y!mobile APN」と表示されていればOK!
- 設定がうまくいっていれば、しばらく経つと4G回線が利用できるようなります

これで初期設定は完了やで!
ステップ7:データを移行する(スマホ新規購入者のみ)
スマホを新しく購入された方は古いスマホから新しいスマホへデータを移行していきます。
データの移行方法は、iPhone→iPhone・Android→Android・iPhone→Android・Android→iPhoneと4パターンで異なるのでご注意ください。

電話帳や写真、LINEのアカウントやSuica・PASMOなどの情報など・・
古いスマホには大切なデータが沢山あるはずや!
大切なデータを無くしてしまわないように確実に移行してな!
ステップ8:キャリアメールの持ち運びを申請する(必要により)
ドコモでいう「キャリアメール」とは、「〜@docomo,ne.jp」のメールアドレスのことで、以前までは乗り換えると利用できなくなってしまいました。
これが原因で乗り換えをためらう方が一定数存在することを問題視した総務省が、「公正な競争の阻害要因になる」という理由から大手キャリアにキャリアメールの持ち運びができるようにするよう要請しました。
これによりドコモのキャリアメールは2021年12月16日より持ち運ぶことが可能となっております。

確かに長年使っていたキャリアメールがそのまま使えるのはありがたいわ!

親世代の方などは特に使っているんやないやろか?
子供の幼稚園・学校・習い事などの連絡先がメールアドレスを指定されるところも多いはずや。
このキャリアメールの持ち運びはMNP予約番号を取得する際に同時に申し込むことができますが、ドコモ回線を解約後であっても31日以内であれば申し込むことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
文字に起こすと長く感じますが、実際にやるとそこまで大変な作業ではありませんのでチャキチャキ進むかと思います!
通信環境も安定しており料金も大手キャリアと比較してとても安くなっているので、
「いきなり格安SIMは抵抗がある・・」
「よくわからない会社は信用できない・・」
「もし繋がらなかったらどうしよう・・」
と、格安SIMに対して不安を感じられる方にとっては、大手キャリアであるソフトバンクが運営するワイモバイルであれば安心して利用することができるでしょう。
さらにワイモバイルは「格安SIMと比較すると料金が高めに設定されている」というデメリットがありますが、これも光回線とのセット割などを組み合わせることで格安SIMと比較しても安い料金で利用できたり、契約してから万が一気に入らなかったとしても最低契約期間・解約金が設定されていないのでいつでも気軽に乗り換えることが可能です!

とりあえず試してみる、くらいの感覚でもええんやな!

そうやね!
他社では最低契約期間が1年間だったり、解約金で1万円以上取られたりするところもあるからワイモバイルは非常に良心的と言えるで!
ただ、前述したようにメリットがあればデメリットがあるのも事実なのでよく双方を確認した上でご検討いただければと思います。
ワイモバイルのメリット・デメリットをよく理解された上で契約されれば後悔することもありませんし、あなたの家計を救う強力な味方となってくれることは間違いないでしょう。
ぜひご検討の上、お試し頂ければと思います!
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